「経営計画」の役割を考える

事務所のスタッフに対しても、
日ごろから経営計画の大切さは伝えています。
会計事務所の仕事というのは、決算書の作成をお手伝いして、
間違いのない申告書を作るということがまずは大前提となります。
でも、それで終わってしまうのでは記帳代行屋さんであったり、
ある程度コンピューターを使えれば機械的に出きてしまうものなので
計算間違いのない法定の資料を作るというだけの存在になってしまいます。
でも「僕らの仕事はそれでは終わらんのだぞ」ということを、
僕は事務所の仲間にはいつも呼びかけているつもりです。
会計と税務を使って、お客さんと一緒に成長することができるというか、
お客さんの成長をサポートできるような仕事をしたいなあと思っています。
その上でお客さんに一番メリットを得ていただくことができるもの、
そのツールとして経営計画の作成を支援することが1つあるのではないか。
僕はそのように思うのです。
社長さんと一緒になって経営基盤を作って行くということが、
数字をまとめるだけの過去計算とは違う分野であって、
またそれが僕の大好きな仕事でもあるのです。
良い意味のジャンルの違う仕事として、
会計や税務の仕事と共にあることで、その両輪があるからこそ、
バランスがとれたお客さんとの付き合いができるのではないかと思っているのです。
決算書を作ったり申告書を作ること。
それは我々会計事務所としてのひとつの基礎ベースのお仕事です。
その上にもうひとつ何を乗せるかと言うと、
それはやはり「社長と一緒に経営計画を作る」というスキルを皆にも
身に付けて欲しいな、と思っているのです。
それも「数字を作ることが目的」の計画でなく、社長さんの考えとかビジョンを、
インタビューを通じて「一緒に固めていくということ」こそが、
社長のことを理解するという貴重な能力につながると思っているからです。
経営計画は難しいとか数字さえ作ったらいいというふうに簡単に考えず、
極端な話かもしれませんが、最初は数字なんてなくてもいいから、
社長はどういう想いでこの会社を運営して、
来年どうしたいと考えているということを共有するために必要なのです。
経営計画を作るという機会を通じて、会社や社長に対して問題意識を
投げかけることができる、そういうサービスができる事務所にしたいですね。
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