中小企業の皆様方にとって考えられる増税の影響

中小企業の皆様方にとって、
今回の増税の影響は非常に大きなものとなりそうです。

一つ目としては、消費税率が5%から8%に上がり、
消費の動向や自分のご商売で消費税が上がることに対して、
お客様がどのように対応するかといった部分です。

これは業種によって異なるかもしれません。
売上に与える影響がかなりある業種とほとんどない業種、
はっきりと分かれるかもしれません。

とはいえ、
税額が1.6倍になるのですから、
これはちょっと重税感が伴います。

3月のかけこみ需要によって、
4月以降その反動によるぶり返しがあった会社もあるのではないでしょうか。
それだけでも増税の影響が少なからずあったといえるでしょう。

二つ目としては、やはりキャッシュフローに対する影響です。

税率が5%から8%に上がったとしても、
理屈的には会社にとっては損も得もありません。

会社としては5%の消費税分を預かって、使った分の5%を払う、
預かった消費税と使った消費税の差額を納めればいいという訳で、
8%に上がったとしても、同じようにその差額を納めればいいだけです。

基本的に、会社にとって損も得もないはずです。
しかし、ここで気をつけて頂きたいのは、
税率が1.6倍になるのということですから、
それに合わせて納税額も1.6倍になるということなのです。

消費税として預かったお金なので、お金はあるはずなのですが、
納税額が1.6倍になりますので、
計算上の問題ではなく、実務上での注意が必要となるのです。

過去においても、平成元年の消費税導入、
平成9年の消費税の税率改定で3%から5%になりました。
その2回において、滞納業者がかなり増えたというデータが、
実際にあります。

このように中小企業において、
今回の増税は大きなインパクトがあるものとなりそうです。

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