損益計算書や貸借対照表などの相談は、会計事務所にしたほうがいいのか?

大部分の社長は、
損益計算書に関しては一瞬で理解されます。
しかし貸借対照表については、
「なんとなく理解している」という程度ではないでしょうか?
資産がこれだけあって、借金がこれだけあって、
過去の利益がこれだけ、と大まかには理解されているとは思います。
しかし、損益計算書と貸借対照表をリンクして、
つながりを理解されている方は少ないと思います。
前回、お話したように、
理解すると、貸借対照表のどこをまわせば資金繰りが楽になるか、
もちろん利益をあげればいいわけですが、
利益をあげればお金が残るかというと、違います。
支払いを先にして売上の入金を後にするといった会社の場合、
信じられないかもしれませんが、
売上を上げれば上げるほど、
資金繰りが大変になってくるということがあります。
損益計算書では利益がでているのに、
何でお金がないのだろうというのは、
2つの原因があります。
1つは在庫です。
商品を買う(仕入をする)とお金は出ていっているのですが、
売れるまで商品として貸借対照表にあるので、
損益計算書の赤字にはなっていないのです。
極端な話ですが、
売上0で仕入れが0で経費だけ出ている状態なのです。
売れて初めて貸借対照表から損益計算書に行くのですが、
そこもちゃんと理解しておかないと失敗してしまうのです。
ちゃんと利益が出ているのに不良在庫が膨れ上がっているかもしれません。
仕入れの担当者はたくさん仕入れて、
売れるものだけ売っていっている状態であれば、
デットストックで売れない在庫が残っていて、
ひょっとしたらそれは全く売れなくて損失の塊かもしれません。
そういうところをちゃんと見ておかないと、
今まで利益が出ているにもかかわらず、
急に資金繰りが駄目になってしまう危険性を持っています。
在庫処分で巨額の赤字を出してしまう、
といった事態になり得る大きな原因のひとつです。

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