創業時に作る経営計画

起業をする社長さんにも色々なタイプの人がいます。
物事を楽観的に考える人と、比較的神経質に、保守的に考える人と。
創業時に経営計画を作る場合は、その辺の見極めと言いますか、
僕らの立場から申しますと、社長さんのタイプに応じた作り方がいいかと思います。
楽観的な社長の場合、「売上は楽観的に」「経費は小さめに」という傾向があります。
それはそれで間違いでも何でもなくて、大変素晴らしい目標ではあるのですが、
実際たくさんの起業家の方とお仕事をさせていただいた経験からいうと、
逆になるパターンが非常に多いです。
その辺を現実的な数字にもっていくことを頭の隅におきながら、
社長のやりたい気持ちをしっかり数字と文章で表わすということが、
非常に大事かと思います。
夢の所については、誰でもですけど、
最初始めるまではものすごくロマンや、想いをしっかり持っていて、
熱い気持ちを持っています。
ですから、スタートは非常に勢いがあるんですね。
また、創業時の創業計画は当然将来を見据えるという意味を持っていると同時に、
家族とか銀行さんとか従業員さんだとか、協力者に社長の熱い思いを伝える
という非常に大事な役割があります。
その役割をしっかり僕らも認識しながらやる必要があるわけですが、
創業社長も事業をスタートすると、だんだん現実とのギャップが
多かれ少なかれ出てくるものです。
その時に自分の創業時の熱い気持ちを思い出す効果というのも、
副次的な意味で効果があるのかなと思います。
私も創業当初創業計画を作りました。
現実とのギャップの大きさにくじけそうになったときなどは、
創業計画書に書いてあった熱い思いを見返すことで、
全くその通りにとはいきませんけども、
「そやそや。こういう想いでスタートしたんやった」と、
自分のルーツを見直すことができたりしたものです。
創業計画書というのは3年目、5年目に作る計画書とは、
そういう意味で少し違う意味合いを持つものであったりします。
スタートする時の想いっていうのは、時間が経つと変化するものです。
それは良い意味でも悪い意味でもあるのですが、
自分のルーツを記録するために最初にきちんと取り組んでおくことが大切です。
後で見直すと思わず笑ってしまったり、自分自身を褒めてあげたり、
多分すごくいい記録したものになるのではないかと思います。
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