借入成功率の話

開業計画や創業計画のアドバイスを、
会計事務所など第三者から受けて作成をする場合と、
受けないで自力で作成する場合での、
借入の成功率は変わるのでしょうか?
例えば開業前に、
経理に関する仕事をずっと15年やってきたという方であっても、
その会社の業務についての「資金繰り」は手掛けたことがあっても、
“ゼロ”からの資金繰りを経験したというのは滅多にないと思います。
最初のイニシャルコストはどれくらい必要で、
その支払はどうするか、などこればかりは
創業者でなければ体験できない部分もありますので、
仕方がありません。
また、銀行に融資を申し込むにしても、
今まで取引関係のある銀行マンに融資を申し込むことはできても、
いざ自分で借入の申請を始めるとなったとしたら、
何のつてもなく、どこにどうやって申し込みに行けばいいのか、
はたと悩んでしまうかもしれません。
またリースがいいのか融資がいいのか、
信用力の問題、利息の問題、どちらが有利なのか?
わからないことがたくさん出てくるはずです。
税金の問題を考えながら、資金繰りを考えるということは、
商売を自分で始めた人しか経験できないことなので、
なかなか経験することはできません。
私たち会計事務所は、
今までそういう方々の相談に数多く乗らせていただいています。
その経験から申し上げさせていただくと、
専門家である第三者に相談をするのと自分で考えるのとでは、
結果はだいぶ違ってくると感じています。
日本政策金融公庫さんなどは、
創業計画書などの紙には書いていない情報も聞き取る能力があります。
そのため、300万円~500万円規模の現金商売であれば、
口で説明していることを担当者の方が数字に置き換えながら
良いように解釈をして融資を決定してくれることもあるかもしれません。
「熱意」や「社長の性格」「想い」などを、
汲み取ってくださるケースがあるからです。
しかし、借入の規模が大きくなればなるほどに、
「紙に書いてある情報」の比重が高くなるのは当然です。
そのため、きちんとした事業計画が必要となりますし、
数字の裏付けも大切となってきます。
第三者の力を上手に活用することで、
借入の精度を高めることもひとつの経営戦略なのではないかと感じます。

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