「会計事務所に求められているものって昔と今とでは違いますか?」

そうですね。違うと思います。
昔は公式発表で7割位が黒字といわれていました。
本当は8割、9割黒字だったのではないかなと思います。
今とは全く正反対ですね。今は黒字が25.5%ですから。
まぁ昔はそういった時代でしたから、
利益を出さず、赤字を出さずといったような、
「ちょうどトントン」にするのが良い
といったような風潮はあったかと思います。
でも、そんな時代は長くは続きません。
バブルが終わった頃でしょうか。
平成元年の3月の大蔵省の通達が出て、
総量規制が出て、一挙に不安になって、
平成2年になって完全に崩壊しましたよね。
そのときは、会計事務所の役割は完全に後処理でした。
「どうやったら破産を逃れるか」といった、
後処理に追われていたといった時期もありました。
それが終わって少し経ったくらいでしょうか。
今度はミニバブルというか、ITの上場がもてはやされて、
そこでちょっと景気が回復したような雰囲気になりました。
そんな雰囲気もあってなのでしょうか、
若い人の経営者が増えてきたという印象があります。
バブルの時はお金が無ければ商売が出来ないとか、
ある程度経験がないと商売が出来ないとかそういった風潮がありましたが、
崩壊してしばらくしてから、
若い経営者がいろんなアイデア持って商売をはじめられましたよね。
今はとにかく大変な時代ではありますけれども、
とても頑張っている若い人が増えてきたかなという感じはしています。
必然的に我々会計事務所に求められる役割も変化しているような気がします。
たとえば、若い経営者の方はパソコンソフトを使って経理事務そのものを、
ご自身でやられるので、会計事務所に対しては別のものを要望されます。
例えば「創業計画を一緒に作って欲しい」とか、
「3年後5年後こんなビジネスプランがあるのですがどうでしょうか」とか、
「上場する為の3年後5年後の計画を作ってください」とか。
中には「キャピタルを紹介して下さい」といった話もあります。
帳面は自分でもできるけれども、もうちょっと専門的な目で見た、
事業をする為の帳簿付け、会社を大きくするための帳簿付けを
期待されているような気がします。
事業そのものだって、実際やってみると、
最初から上手く、順風満帆に行くことなんて少なくて、
実際は税金の相談とかよりも「一緒に事業計画を作ってくれる
パートナーを探している」というようなご要望が多いですね。
そういったニーズに的確にお応えして行きたいと思いますね。

 

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